【休学留学】Co-op体験談

こんにちは。
VanWest CollegeのRinaです。
まだまだ夏の気分ですが、すっかり秋の気候となりましたね。

今回はコロナ中に休学留学でCo-op留学を経験し、留学後に見事第一志望の企業から内定を頂いた生徒さんの体験談をご紹介させて頂きます。
「コロナ禍であろうがなかろうか、全ては自分自身」という素敵な心構えを持っていたShungo君。
本当にその通りだと思います。これからのShungo君のご活躍が楽しみです!

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Shungo VanWest

【質問1】どうしてコロナ中に休学留学することを決めましたか?

私にとってこのタイミングしかないと感じたからです。大学卒業後の留学を決めたのは大学4年生の夏です。夏まで体育会サッカー部で大卒のプロサッカー選手を目指していましたが、実力的に難しいと判断し、プロの道を諦めました。その場合就職活動が一般的です。しかし良くも悪くも幼い頃からサッカーのことしか考えておらず、高学歴でもなかった私が、数ヶ月で限られた範囲内の会社で就活することに違和感がありました。また海外で活躍するサッカー選手に対する憧れが捨てきれず、次第に海外で活躍するビジネスマンになりたいという思いが強くなり、英語の必要性も感じていました。自分の理想像に近づくには、
①大学卒業まで(留学に行くまで)の半年間、英語力0の段階から基礎レベルまでに引き上げる。
②コープで働きながら英語を実践的に使って勉強し、最低限の英語の実力をつけてからグローバルな企業に就職する。
この道が最短だと思い、コロナ禍でしたが自分の中ではこの時期しかないと思い留学を決めました。

【質問2】コロナ前よりも日本人留学生が多い中、意識していた心構えや、工夫したことはありますか?

学校外では必ず日本人以外と過ごすことを徹底しました。私が語学学校(ESL.EAP)にいた期間は、各コロナ禍のビザ取得の関係から他の国の生徒が入国できず、ほとんどが日本人生徒だった時期だった為、普通に生活していても外国人留学生、現地の人と交流は難しい状況でした。そのため、「HelloTalk」 というアプリを使い倒しました。日本語を勉強したい、日本文化に興味があるバンクーバー在住の現地の人と繋がれるアプリです。このアプリを通じて現地の人と仲良くなり、学校終わりにカフェに行ったり、休日はドライブやハイキングに出かけたりしていました。

【質問3】Co-opでのお仕事について、教えて下さい。

某スポーツ店で販売の接客スタッフとして働いていました。仕事内容は靴、服を買いに来るお客様に対しての販売のサポートです。職場環境は学生が多く、合計13ヶ国の国籍の人が働く、まさにグローバルな環境でした。一番大変だったことは接客です。お客様のニーズを聞き取り、靴の説明をし、販売に繋げることが求められていました。働き始めた頃は十分な知識がなく、かつ自分は英語を流暢に話せませんでした。その為スタッフと接客の練習を数多く重ね、次第に克服していきました。その結果3ヶ月後に全スタッフの中で月間店舗内売上1位と、その過程を認められ月間MVPを取ることができました。楽しかったことはスタッフとのお喋りです。やや高級店ということから、平日は基本的に店は空いており、接客以外の時間は長時間スタッフと世間話をしていました。
多国籍かつ同年代のスタッフが多かった為、皆仲も良く、職場に行きたいと思えるほど本当に楽しかったです。また自分以外のスタッフは全員英語を流暢に話せた為、スピーキング力は伸びたと思います。

【質問4】英語力はどのぐらい伸びたと感じますか?英語力の他、何のスキルが身に付きましたか?

留学数ヶ月前に受けたTOEICは665点でした。1年間(語学学校4ヶ月、コープ8ヶ月)の留学後は、ネイティブほど流暢には話せませんが、不自由なく接客や日常会話ができるようになり、コー プの期間に受けたTOEICは850点まで伸びました。英語の他には、人の倍以上行動する大切さを学びました。留学中に現地で作ったネイティブの友達の数、Vanwestで先生に質問した数、仕事に応募し面接した数は誰にも負けていない自信があります。その結果がコロナ禍であろうと、充実した留学生活に繋がったと思います。

【質問5】帰国後の就活について、詳しく教えて下さい

海外売上比率の高い商社、メーカーに絞って就職活動を行なっていました。その結果、第一志望の一つである某自動車メーカーの海外営業事業部の内定を頂き、来年春から新卒で働く予定です。就職活動ではスポーツ店での接客経験が活かされたと思います。「英語で相手のニーズを傾聴 し、自分の知識を活かして相手のニーズを満たす」ことを意識し、スポーツ店働いていたことを面接で話した結果、面接官のウケが良かったと思います。

【質問6】Co-op留学をしない前とした後では、就活の結果に大きく差が出ると感じますか?

自分の場合は将来海外駐在をしたく、新卒の時点で最低限の英語力を必要とする企業を見ていた為、結果に大きく差が出たと感じます。私自身サッカーでそれなりの結果を出していたため、元々他の学生より差別化はできていたと思います。それに加え、留学経験も上手くアピールできた結果、多くの企業で選考を優位に進めることができたと思います。

【質問7】コロナ中に休学留学をしようか迷っている大学生の方へ、メッセージをお願いします!

コロナ禍であろうとなかろうと、充実した期間を過ごせるかどうかは自分次第だと思うので、自分がこの時期に行かなければ後悔する、この時期の留学がうまくいけば自分の将来にとってプラ スになると思えば留学に踏み切るべきだと思います。既卒+コロナ禍の留学に対して、前例がなく不安定な状況という理由から親は大反対でしたが、自分の場合絶対にこの時期に行くべきだと思い、なんとか説得し留学に行かせていただきました。大反対を押し切ったからには、コロナ禍を言い訳にしたくなかった為、より危機感を持って毎日過ごせたので結果行って良かったと思います。就職活動で留学経験を活かすならば、英語を使って日本では経験できない経験をし、そこで学んだことをどうその会社で活かせそうか具体的に再現性を持って話せることが大切だと感じまし た。留学で英語力が伸びるのは当たり前であり、英語力をつけるなら日本でもできると面接官は考えるからです。また現地でTOEICの高得点(最低でも800点くらい)を取っておくべきだと思います。留学経験を話した後に、全面接官がTOEICの点数を確認していたからです。英語力に説得力を持たせるために必要だと思います。

【質問8】これからの目標を教えて下さい。

現時点ではまだ漠然としていますが、将来の目標はサッカー業界で海外と日本サッカー界の中間に立ち、日本サッカーの発展に貢献することです。そのために様々な経験を積み、必要とされる人材になることが当面の間の目標です。高校、大学サッカーでプロになれず、夢を叶えられなかった自分に負い目を感じていましたが、留学という全く新しい分野で自分に自信をつけることができました。この自信をプラスに変えられるよう、日々精進していきたいです。


“こんにちは!VanWest College日本人アドバイザーのRinaです。
19歳の時に大学を休学してカナダに留学をしたのがきっかけで、カナダが大好きになりました。住み着いて約7年になります。”

#VanWest

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